太陽光発電の発電量を考えるその2

電気事業連合会の記事から試算してみます。
 パネル容量 110,000kwh で年間発電量 約1億5,000万kWh

 10時間発電 太陽との角度の効率を0.3と暫定で仮定
 全部晴れの時の年間発電量は
 110,000kw×10h×356日×0.3=120,450,000kwh
 で記事の発電量 150,000,000kwh
 近い値になりました。
天候の効率を掛けなきゃいけないから角度の効率を0.3ではなく0.5に修正して計算しなおすと 晴れの日の割合が0.75でだいたいいい感じの数字になりました。

110,000kw×10h×356日×0.5×0.75=150,563,000kwh

10時間発電・角度によるロス0.5 晴れの割合0.75
10時間÷24時間×0.5×0.75=0.156 
パネルの定格の15%程度換算の出力が得られることになります。
普通の火力とか原子力発電所は90%くらいで連続運転は可能。太陽光発電は余り出力が取れない気がしますね。といっても燃料費はいらないし昼間の仕事に必要な電力=ピーク電力を補えるメリットがありますからね。

電気事業連合会の記事から>
http://www.fepc.or.jp/environment/new_energy/megasolar/
2012年2月までに、各電力会社から25地点、合計約11万kWの具体的な建設計画が公表されており、このうち14地点、合計約7万kWが既に営業運転を開始しています。
14万kWのメガソーラー発電の年間発電量(約1億5,000万kWh)は、約4万軒分の家庭の電気使用量に相当。約7万トンのCO2排出量削減に貢献します。
14万kWのメガソーラー発電建設には、約400万m^2(甲子園球場のグラウンドの約270倍)の広大な用地が必要となります。