チェーンオイルのメモ

とりあえずのメモ・・
オイルの目的
1、摩擦の低減 部品の間に挟まりすべりをよくする
2、放熱  部品がこすれると熱がでる(摩擦熱)
    熱がでると部品が弱くなり磨耗がすすむ。
    なので液体等で熱をほかに逃がしてやる
3、清浄 こすれて削れた部品の粉を摩擦面の間からどっかに逃がしてやる・・入ったままだとサンドペーパーみたいにどんどん削れる。

一番条件のきついのはチェーン、摩擦部分がチェーンのコマの数だけある、力も数100キロがかかる。さらに雨、ホコリにさらされる。普通チェーンのパワーロスは5%、抵抗は少ないほうが楽に進むわけで、1cmでも前だったら勝ちのレースをやってりゃ本気で選ぶってことになる。

チェーンオイルのタイプと空回しの状態
・ドライタイプ(主にテフロンを中心としたもの)表面に乾燥した膜をつくる。空回り状態では非常にスムーズで抵抗も少なそうだが、軽いあたり音はする
・ウェットタイプは粘りの分 静か、抵抗は少なからずあるかもしれない。
・ワックスタイプ・・やわらかめのロウ 空回りでも微妙な重さを感じる。

自分は雨や潤滑切れに対してはウェットタイプっていう油の粘っこい目のが最強なんで使ってる。ドライタイプは2の冷却と3の洗浄ができないと考えてるから。ただ、外部からホコリを拾うって点はドライに比べて全くダメ。ホコリと内部の汚れとどっちやねんの世界。3の洗浄はウェットはちゃんとできてる。真っ黒になったのがチェーンのコマの隙間から染み出してくるから。
チェーンを洗う間ことができないときは オイルを多めにさして多少洗い流し、ふき取ることで効果を狙う(多少ホコリも取れるはず)注油もできないときはふき取るだけでもやっとくと良い。でも拭くばっかりじゃ今にオイル切れすんぞ。

 ドライタイプは前輪が巻き上げた砂・水で一気にサンドペーパーとなって表面の皮膜は一気になくなり潤滑切れするがウェットタイプだとホコリ砂が入ったとしても削れるにしても液体は残り、排出された後は潤滑が続くわけで結構強い。結局 泥砂の量がある程度を越したらアウト。