自転車でペダルを回すときの足首の角度

(注意)全部間違いとの指摘があり 大元の内容は別途みなおしますので・・

以下1では脚の自重をペダルにかけない必要性、2では引き上げるトルクを加えることへのロスが記述されてます。3ではプロでは踏みよ利けりだし方向のトルクがかかっている(トルクをとぎらせない)ことを指摘してます。
さらに大幅に出力を上げる場合、お尻がサドルから持ち上がるか否かの出力との関係を考察すれば完璧になりますね。

1◆引き足をまったく使わなければマイナストルクが発生する 2011.09.27
http://www.overlander.co.jp/jitetore/jitetorehint20110927.html

2◆ペダリングでの引き足は必要? 2011.11.21
http://www.overlander.co.jp/jitetore/jitetorehint-shoshinsha20111121.html

3◆エリート選手は水平方向への筋出力が一般選手より顕著に高い 2011.09.19
http://www.overlander.co.jp/jitetore/jitetorehint20110919.html
元の記事**************************************

今の体、同じ筋肉でもスムーズに早く走りたいですね。そうすると無駄な力を極力なくして効率よく利用するのが大事。
その中で 素朴な疑問、ペダリングでつま先下がりの状態になるのはなぜか?ってことを考えて見ます。

普通に生活してると足首の角度は90度からちょい開いた角度になります。これが力の入ってない状態、この状態で力をいれずにペダルを回すと見かけつま先下がりになります。ここがベース。

1、踏むとき楽なのは? 
 試しに段の先にべダルを踏むくらいに足をかけて(母子球をかける)少しひざを曲げ 片足でつま先立ちしてみます。この状態で楽な足首の角度は 90度かもうちょい開いた角度、つま先は下がってます。ここで踵をずーっと下げて つま先が水平からあがってくるとふくらはぎの力が余計必要でしんどくなります。
 というわけで足首は90度よりすこし開いた角度、つまりつま先下がりになります。
  

引き上げ時、2段階あるかと
1、ペダルに足の重量をかけない
  ・・踏み足の邪魔をせずスムーズにまわす。
2、引き上げの力を利用する。・・力のある方

 無駄な力は使いたくないので力を抜いて自然にひざをあげると つま先は下がると思います。(むこうずねの筋肉は弱いので使わない。)

ただし、つま先が下がり過ぎると今度は太ももを多く上げなきゃならないから これも大変ということで、クランクが一番上だと つま先下りが少しの状態になるかと思います。
つま先が上がったり下がったりを早くやると、ふくらはぎがしんどいのである程度の角度内に収めるのが楽ってことになります。

ちなみに引き上げる筋肉がついて、利用する機会が増やすとサドルをあげてかかとが上がった状態が楽になってきます。・・上級の方がサドルをあげてるのがよく見られます。
たちこぎの場合は腰があがるので、つま先を下げて引き上げの力はつかいやすいです。・・これが靴が脱げるような力の場合。

そんなこんなで足首は90度より少し開いた角度が楽ってことになります。角度はほぼ固定かクランクが上がったときは角度が狭まる感じかな。

高速でまわす場合、多少足首を使ったほうが大きな筋肉の太ももの動きを抑えられ、お尻のばたばたを防げます。足首がついてこないなら角度固定するしかない。ダンシングで引き上げの力を使うならつま先を下げたほうが ふくらはぎ、むこうずねを使わず楽。いろいろバリエーションがあるようです。

いろんな筋肉を使いまわして楽に速く走れるようしたいですが、やはり弱い筋肉を鍛えるとかスムーズにムダのなく回す練習を忘れてはいけないよね。・・・自己反省。