イタ・・・・・・の話

イタリア製の高級自転車 ピナレロコルナゴの話でもなくイタイ話。 別になんぞ 人前でやらかしてしまいイタイってワケでもなく・・。
自転車乗りがイタイといえば ほとんどがお尻の痛み。普通の人じゃ考えられん位乗るわけで当然体重がかかるお尻がイタくなる。普通の人が自転車乗るのはせいぜい1〜2キロまで、高校生とかでも5キロが相場。すると通勤の11キロだって ええーそんな遠くまで通ってるんですかぁぁ・・。すごいですねーと感心するフリをしながら こいつ絶対変だ!!と宇宙人でも見るような冷たい視線に変わる。この冷たい視線を見逃して 調子に乗って趣味でものってて大会だと160キロくらい走りますとか得意げに 言おうもんなら。早くこの人から逃げないと危ない!!って態度に変わる。だから初対面からあまり距離の話はしないことにしてる。せいぜい通勤の10キロとか休みの日はサイクリングするんですよー程度にしておく。
毎日通勤で片道30分、週末に4時間とか5時間くらいサドルの上にいることになる。えーお尻がイタイって座ってるだけでしょ、痔じゃないのって?・・いやそうじゃないのよ。
ロードレーサーのサドルは硬い、普通の人だとだいたい30分でギブアップする硬さ。別に痛いのが好きで載ってるわけじゃい。・・三角木馬にしたほうが早いし・・。100キロも自転車のってシンドイじゃん、さらに坂でヒーヒー言うの好きなら アンタは マゾでしょ!!って言われると反論できんけんどな。・・・自転車乗りは 自覚なきマゾ集団なのか・・・やはり(笑)。
ついでに中身金属じゃないかって硬さのロードレーサーのタイヤ、空気圧は7キロくらいで普通の車の3倍以上硬い、それが硬いサドルでストレートに路面のガタガタが伝わり、尾骨(びていこつ)のてっぺんあたりに力が集中する。で、蒸れてふやけた皮が足の動きですれて、徐々にズリむける。あーイタイ。なんで選りに選って硬いサドルがが好きなのか。
実はサドルが軟らかいとお尻が上下に動いて力が入らん。それとお尻が埋まってこすれる部分が広がっちまう・・足うごかす抵抗も増える。なのである程度硬いサドルを使うんだな。自転車用ウェアのパンツは表面ツルツルで、それなりのパッドが入ってる。サドル表面とパンツは滑らしておいて、パッドでやさしくお尻の皮を守るってこと。
で初心者時代は それでもイタイ。なぜかつうと、ペダルを踏む力が無いから 体重がどっかりサドルにかかったまんま。早い人はほとんどペダルに体重がかかってサドルに体重かからない。あと、ベテランは過去からズリむけの積み重ねでお尻の皮が厚くなってるし。
で オッサンも散々、鍛えた分厚いお尻の皮なんだが、唐揚げつまみに焼酎を飲みすぎると、お肌の調子が悪化して、お尻の肝心なポイントにニキビ・・オッサンだから正確には吹き出物 ができちまう。ちなみに大分県は一人当たりの鳥肉の消費量が日本で一番多い。特に北部は唐揚げ専門店が各町にあるくらいでケンタッキーなんか真っ青なんだな。こんな脂っ濃いもん大量に食べりゃ、吹き出物もできるだろうが、よりによって、こんなとこにできなくてもいいもんだが・・。これがイタい サドルに座れないから立ち漕ぎするが、そんなに続くもんじゃない、なんとかお尻をずらして座るがやっぱイタイ。当然まともなスピードはでない。で仕事も椅子に座って1日を過ごすんで、イタタタ・・・。吹き出物のできた側を持ち上げて一日を過ごす。別にオナラしてるわけでも、ウンコちびったわけでもないのに 斜めのまま座ってると腰までイタくなる。痔主さんがもってる 丸い座布団が欲しい。いや だから 痔じゃないんだって・・。