コンビニに集まる○○達・・・

自転車乗って長い距離を走るととっても腹がすく、喉もかわく。なので２時間も走ると必ずコンビニに入ろうとする。ロード乗りは焼けたアスファルトの上を走ることになるから、アイスや冷房をもとめて　まるで夜　蛍光灯に集まってくる虫たちのように集まる。実際　自転車もピカピカ、ヘルメットとサングラス、ジャージもカラフルで　まさに昆虫。きれいな蝶だったり、玉虫だったり、カミキリムシだったり、汗臭くなったカメムシも混ざってる。カメムシのほうが多いかもしれん。そんな自覚なきマゾ集団が　ヒーヒー言いながらコンビニにたどりつく。

店の人にとっては、とっても変な集団以外の何でも無いだろう。ヘルメット　サングラスで派手派手な虫たちが　ワーッと押し寄せてくる。おまけに　ゼイゼイ言いながら汗だく。（自転車降りると風があたらんから、ものすごく汗がでる）今時　ハーレーとかのオートバイの集団（オッサンが多い）は見慣れてるから、自転車のほうが　人間離れ度が高く　異様。もしこんな集団が　銀行に入ろうものなら　その場で非常ボタンを押されて、１０分後には　アクリルの盾と防弾チョッキの機動隊に囲まれ、スワットに銃口を向けられるに違いない。そういった意味では　コンビニの店員さんは、機動隊員並みの心臓の持ち主といえる。おそるべし、レジのおねぇさん。・・だからサングラスくらいはずそうね。

　で　どーっとはいってきては、店内を飛びまわる　いや歩き回る。だいたい　飲み物、パン、お菓子、アイスクリームに群がる、トイレにも並ぶ。声もだいたい大きい、自転車乗ってる間、風のせいで大声　つい降りても大きな声のまま。恥ずかしいぞ。あーだこーだ言いながらレジにならび、背中のポケットからお金をだすが携帯やら、補給食にまぎれて小銭入れが出てこない。自転車のレース用のウェアは背中にポケットがついていて　ヨウカン・５個パン・塩分補給の味噌汁パック・携帯・さらにティッシュなんぞ押し込んでいる。走りながらパンなんかは簡単に掴めるから便利。

　なぜ、お上品にティッシュ持ってるのか?。走りながらヨダレを拭いているわけでは無い。田舎ではポツンとしかない公衆トイレに入った時、紙がないことがあるからだ。これに遭遇すると、何を犠牲にするか非常に悩むことになる。千円札と別れを告げたやつもいるらしい。ヘタに紙の強度があるだけに痛みも伴う悲しい別れだ。

ちなみに　デジカメ・携帯は防水タイプかファスナー付きのビニール袋に入れるのがおススメ、急な雨で水没したり、汗で湿気がはいったりえらいことになる。袋はジップロックや１００円ショップに売っているいろんなサイズのを選ぼう。小銭入れにも使える

　で、やっと支払いだが　さっきの小さなビニール袋なんかに小銭と千円札を１・２枚をいれてる。小銭が入るとポケットの一番底に沈む、うっかり小銭入れ忘れたやつなんかは、ごちゃっとしたポケットの中で汗でなんぞにベタっと張り付く千円札・・。自覚症状のないＭな自転車乗りだから、ヘロヘロな状態で　背中をごそごそやってると腕や背中が攣るやつまでいる。でやっと汗にぬれた千円を引っ張り出して支払う・・ってそんな汗に濡れた千円札受け取りたくないがしょうがない。と　手間がかかってうるさいわりに、１人当たりせいぜい５００円程度が何人も・・あーウザイ!!。。まとめて買ってくれぇぇぇ!！。こういうときはお財布携帯ってシャリーンで支払いがすむのがいい。1円玉のお釣りイヤだし。千円札濡らすと自販機も受け付けてくれない。山の中の自販機で水分補給ができなければ生死にかかわるので500円玉を多数持つのもいい。

　やっと店を出るが、店を出たとたんアイスなんぞを食べはじめる。子供が駄菓子屋に入ったときと　全く一緒。一応一箇所にいるが、単に暑いのがイヤで　ちいさな日陰に隠れてるだけ。まるで日陰のクヌギに集まるカブトムシやコガネムシのよう。（ちなみに　OGKカブトっていう自転車ヘルメットの有名メーカーがある、日本人向きで非常に良いものをつくってくれる）

この集団　以外ときれい好きなんで　ゴミや空き缶は散らさない、タバコ吸うのもいないから（いても絶滅危惧種並みにすくない）空き缶の中に吸殻タバコをいれて、リサイクル出来なくするやつもいない。だた、異様な色いや　カラフルな虫が集まってるだけ。みーんなアイスを食べてるのもほほえましい　アイスは　ガリガリ君ソーダである。で食べ終わったらあっという間に　また炎天下　Ｍな走行に戻っていく。秋なんで　だいぶ楽になってきたけど・・。

ということで、コンビニの店員さん　こんな虫みたいな私らを人間扱いしてくれてありがとう。ついでオッサンカメムシが変身を解くために汗拭きシートか、温泉で汗を流すのもかかせないのだ。・・・・・・あーオチがない。