ペダルは拇指球で・・なんでだろう?

スポーツ自転車の乗り始めた時に言われます。「ペダルは拇指球で踏みなさい。買い物自転車じゃないのよ!!」って。足指の付け根あたりで踏むってことだけど、別に土踏まずでもいいじゃない。拇指球で踏むって慣れないと結構ふくらはぎが痛いこともあるくらい。理由を聞くと 「走るときも力が入るのは拇指球あたりだから、力を入れやすいんだ」 って・・・。そうなのかなー。だって空き缶つぶすときって、カカトで、ガンってつぶすよね。つま先や拇指球じゃ空き缶つぶれないっす。うーんワケわからん・・・・
 で考えて見ました。ペダルって回す運動、でも脚は振り子みたいに動くのが本来の姿。漕いでるとき、重い太ももを上下しながら、スネと足で無理やり回す方向に直してる。ゆっくり漕いでるときはペダルから足は外れないけど、超高速回転やると上下運動の勢いが強くて足が外れそうになる。これをなんとか、外れないように、くるぶしの関節から先の足でなんとか吸収してやる必要があるわけ。カカトをペダルに乗せて速く漕いでみてごらん、すぐ足が外れるから、でもつま先を載せてるとくるぶしから先の足がクッションになって結構な回転数でもスムーズに回るってワケ。
 でも、爪先立ちで重いバーベルは持ち上げるのはしんどい、つまり 強い力は出しにくい。そこはどうすんの?。実際、最高出力を出してペダル漕ぐって、ある程度 高速回転になるんです。すると そこまで踏む力は不要だから、拇指球あたりでも大丈夫ってことになる。とはいえ、あまりつま先はきついから多少 後ろ気味がいいはず。(好みです)
ついでに同じつま先立ちなら カカトが上がった状態が楽なんで ペダルを踏むのも同じにしましょう。(ヒントはテコの原理ね)。階段のふちにつま先で立って、足が水平が楽か、カカトを少し上げたつま先立ちが楽かやってみればわかりますよー
すると カカトが上げると ペダルの真ん中に拇指球が来てるつもりでも、力がかかってるのはもっとカカトに近いところになります。(つまり カカトが下がると ふくらはぎ に負担がかかるんで要注意 ・・・トライアスリートはふくらはぎが発達してるんで 問題にならないこともあるかも。
 ちなみに要注意なのは、くるぶしから先の足で太腿の上下を吸収だけど、意識してやらないほうが良い、なんでかって、太腿が無駄に大きく動くことになって回転が上がらなくなるから。超高速回転のときはくるぶしの角度は固定するくらいで十分かも。足をペダルに固定するビンディングべダルや、トークリップでも一緒でしょうね。

・・・この話 誰もきっちり教えてくれないんだよねー。いろいろなこと考えてますがホントはどうなんだろう。サドルの高さにも影響するんでややこしいなぁ・・