GPSデータの取り扱い
MTBや山で歩いた道をGPSで記録してルートラボに公開しよう!。
現在は自転車用ではルートラボで作成したルートデータを公開しています。こちらはパソコンやスマホで表示させながら歩く（走る）ことも可能です。
でも山道はのってないので、今回、カシミールって山用の定番ソフトとGPSを使います。
最終的にデータはルートラボで公開し、GPSに入れて歩けるようにします。
試しに作ったデータはこちら・・スタートゴールで標高180m程度の誤差がでてます。（標高修正前）
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=b7d1025a8e21edc343467b607eb216bc
（標高修正後）
http://yahoo.jp/N7VX_f
実際に歩いたGPSデータは 林や谷あいではGPS衛星の電波がとどかないので誤差が多く、位置や標高の修正が必要、またデータ点数もGPSに読み込んだり表示するのに適当な量に間引く２つの作業が必要です。。
カシミールは実際に歩いたデータを使うか、手動で地図の道の上にひとつづつ点を打ってルートを作ります。手動だと160キロのコースデータで半日以上かかるのは普通。
ルートラボだとナビみたくある程度道に沿ったデータを勝手に作ってくれます。山道じゃなければルートラボでデータを作くるのが楽。
＜記録したGPSデータを利用するためのおおまかな手順＞
１、カシミールの準備
山道が記載された地図データを表示・・国土地理院の2万5千分の1地図データを利用
標高データは別途 ダウンロード、プラグインを組み込み 読み込みが必要。
標高データ 基板地図情報数値標高モデル GPGIS(GML）形式
http://www.gsi.go.jp/kiban/ ここからダウンロード→ログイン（ユーザー登録無料）→
カシミールのソフト対応 基盤地図情報（標高）プラグイン
プラグインの説明書に従いカシミールに読み込み後、地図メニューから選択すする
２、GPSデータの読み込み準備
GPS内のデータをカシミールへ読み込む（読み込める形式とファイル名がポイント）
３、記録データの修正
・ルートデータ点数の間引き・・4000点未満に間引く（ルートラボの制限数）
ＧＰＳの制限からもっと少ないほうがよいかも・・。
・位置の修正
地図表示を国土地理院1万6千分の1地図を左の地図メニューから選択し表示させる（無料）
位置が明らかにおかしいデータを修正する
・標高の修正
地図表示を 国土地理院の基板地図情報数値標高モデル GPGIS(GML）形式
ルートを標高のグラフ表示にすると GPSデータと地図データとの誤差が見える。
誤差のある点を 範囲選択し一気に標高を修正をする。
・修正したデータをKMLやGPX形式にエクスポート（変換）し、保存する。
４、ルートラボにアップする。
ログインして、ルートの作成、GPSデータの読み込みボタンで表示したいのを選択
（注意）トラックデータをGPX形式で保存してルートラボへ転送じゃないと表示されない。・・なぜか不明
ルートラボからダウンロードされるもの・・トラックデータ（GPX,KMLとも)
修正版をアップしてみました。カシミールの使い方も少し理解してきました。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=e67e198c2e9c12bd8a059ac0062c6500
同様にGoogleMAPにアップロードするのも良いかも・・これ公開ってできるのかな?？
＜メモ NV-u37の場合＞
自分は山用のGPSではなく、山でも簡易的に使えるNV-u37(ソニー）を使ってる。
http://www.sony.jp/nav-u/products/NV-U37/feature_5.html
事前にパソコンで山用の2万5千分の一 地図をダウンロードし、メモリスティックに入れておく。・・入れないと一般道しか表示されない。
表示させたいGPSデータを指定のフォルダに事前にいれておけばルートも表示できる
（ただしガイドはできないし、地図表示があまり拡大できないからイマイチ）
ガイドは現在地がだいたい このへん、ルートから大きく外れてないか というレベルで使える
ルートデータを記録するなら充分
GPSデータ形式はKMLとNEMA ここは KMLに設定する
メモリースティックのMSSONY-GPSフォルダにトラックデータで保存される。
記録したルートデータをナビ上に表示させる
ルートデータ（KML形式）をMSSONY-ROUTEフォルダにいれ 設定ー地図表示ールートのインポート で表示。
カシミールでは ルートデータ,KMLで保存（なぜかトラックデータでは表示されない）ややこしい。
