ツーリング大会での落車と原因

先日の大会でのこと、
1、以前から問題になっていたオレンジロード区間の落車が減ってきた。ここ数年、危険箇所の連絡とライト装着、ABコースの分離など対策がやっと効をそうしてきたようだ。

2、その分、半島外周213号での落車が目立った。キャットアイに乗る、先頭車がロードコーンをよけ、後続車がよけきれずに突っ込む事例、先頭が急ブレーキ、後続が落車。いずれも先頭車の注意不足と後続への危険箇所の声がけ、ハンドサインができていない。 ドラフティング・トレインを組むことの習熟度が不足しているのと、後半での疲れが事故を誘発している。
 これについて、ドラフティング禁止を叫ぶものがいる。しかし、現代のサイクリング大会でドラフティングなしって、あまりに現実離れしている。またやるなといえば、自転車の列は現在の数倍に伸びるだろう。道路のキャパシティとしても無理。また車が追い越す場合もある程度まとまった集団のほうが追い抜きやすい。(ただしコントロールされた集団であること)
 ということで自分としては、ドラフティングの危険性を伝え、きちんと安全にドラフティングできるように、事前に練習してからA、Bコースは参加するように願うことが正しいとおもう。

 加えて、ほとんどの参加者がロードレーサー乗ってるわけで 通常でも、ドラフティングやっってるはずだ。それなら安全に走る基本操作を、いちはやく皆が早く習得すべきではないかと考える。
 ・・・皆がランドナークロスバイクで参加してるなら、別だが。

車を安全に追い越させる、車が出てくる際の対応、安全な交差点通過、急ブレーキ、コーナーワーク、ドラフティング(安全なトレインとローテーション)、段差通過、集団で肩がぶつかったときの対応。こういった基本操作を練習する機会が少なく、さらに言及することが少ないのではと感じている。

・・・ちなみにオフロードオートバイの練習はある程度メニューが決まっている。基礎ができないなら安全に走れるもんじゃない。そういうもんじゃないのだろうか・・・。