使えんもの・・・ベロプラグ

自転車のタイヤ・チューブを取り付けるとき、チューブが リムの穴(ニップルを取り付けるための穴)に入り込まないように、丸い円筒のテープをリムに取り付ける。リムテープとかリムフラップとか言われるのがこれ。

このテープ、だいたい2年もすると チューブの高圧に耐えられずに 凹んで 寿命〜交換となる。で、テープの重さはだいたい軽量なものでも18gぐらいで 前後2つでで500円する。ホイールに対して18gってのは結構影響が大きい。(50g軽量化のために5万とか払う 異常な世界がそこにあるわけ)。おまけに数年おきに交換かぁ・・・。

で、穴にフタすりゃ良いじゃないかってことで、テープじゃなく、まさしくプラスチック製のフタ(プラグ)なこの製品。前後分1700円也で72個入りで12g。つまり 片輪6gとなーんと 1/3の重さ。+1200円で片輪で12g軽量化ならいいかと 通販サイトでポチっとな!。

早速使って見ました。
今までのリムテープ 市販で一番軽いビットリアを外して 穴にひとつひとつ入れる。リムの底の形が平らで、このプラグは船底みたく丸い形用、少しずれやすいが、まあいいか。ここまでは良かった。
タイヤをはめる、うん?入りにくい。異常に入りにくい。どうもベロプラグがリムテープより厚いせいで、リムの底が厚くなったと同じのようだ。無視して入れようとすると・・あら、タイヤのリムに乗っかる端(ビード)にひっかかってベロプラグがぽろぽろ外れる・・・いかん、もう一度付けて・・また途中で落ち、って、落ちたベロプラグを付けるには一度タイヤを全部外す必要がある、いつまでたってもタイヤがハマらんじゃないか・・・。

ボツです。もし今回タイヤがハマってもパンクしたとき もう一度こんなことやりたくない!! リムの形がベロプラグにぴったり一致して、ポロポロ落ちないとしても タイヤのハマりにくさは変わらないでしょう。

裏話ですが、これと同様のモノ、シマノのWH-7850シリーズの車輪に添付されてましたが、早々にリコールされちゃいました。>>理由はしらなかったけどリコール情報知ってるんだから、買うなよ・・・学習効果なし(笑)